ハトムギ化粧水とニベアに美白効果があるという話の真実
プチプラスキンケアの代名詞といえばハトムギ化粧水とニベアですよね。
私も愛用していてお気に入りの2つです。
ちょっと画質がアレですが、どちらも非常に安価なのでたっぷり使っても罪悪感がないのがまた素敵なポイントで気に入っています。
そんなハトムギ化粧水とニベアですが、この2つを使うと美白効果が期待できる、なんて話を聞いたことがあるという方は恐らく多いのではないかと思います。
安価なスキンケアで美白ができるとなればこんなに嬉しいものはないですよね。
しかし本当に美白できるのでしょうか?
調べてみた結論からいうと、ハトムギ化粧水とニベアでは美白はできないようです。
どちらにも美白成分は含まれていないので、当然といえば当然ですね。
でも美白効果があったよといっている方も少なからずいる様子。
美白成分が入っていないのになぜか?
これにはハトムギ化粧水とニベアの効果が関係していると予想されます。
と、いうことでまずはハトムギ化粧水の特徴から見ていきましょう。
ハトムギ化粧水に使用されているハトムギエキスには、「コイクセノライド」という成分が含まれています。
この「コイクセノライド」には肌の新陳代謝を促進させる効果があるとされています。
肌の新陳代謝というのはすなわちターンオーバーのことですから、ターンオーバーが正常化することで、外部の刺激や紫外線などによって体の中に溜まってしまったメラニンが排出されるようになります。
メラニンはシミやくすみの元ですから、それがなくなるということはシミやくすみなどを予防できる可能性を秘めているということなのですね。
この他にも日焼けした肌のほてりや赤ニキビといった肌の炎症を抑えたりといった効果も期待できます。
一方のニベアはスクワランやホホバオイルといった保湿成分が配合されているためお肌の保湿効果が期待できます。
また、油分が多いのでオイリー肌やニキビに悩んでいる方には注意が必要なものでもあります。
さて、以上のことからまとめるとやっぱりハトムギ化粧水とニベアは基本的に保湿効果のみで美白効果はないということになるはずです。
それなのになぜ肌が白くなったように感じる方がいるのかというと、ずばりその保湿効果が肝となっている様子。
なんでも、お肌というのはしっかりと潤わせてあげることでキメが整い、トーンアップして見えるものなのだそうです。
潤った肌に光を当てると皮膚中の水分が光を反射して明るく見える、なんて話もありましたね。
つまり肌自体は美白されたわけではないけれどきめ細かくなることで光を反射しやすくなり、レフ板を当てたときのように明るく見えるようになる、といったことでしょうか。
なんとなく納得できるような、そうでもないような(笑)
ちなみに手のひらでハトムギ化粧水とニベアを混ぜて塗ってあげたり、ハトムギ化粧水を塗った後手のひらで温めて溶かしたニベアを塗ってあげるのが効果的な使い方であるとされています。
しかし私はハトムギ化粧水をバシャバシャと顔に付けて手のひらで軽く抑えるようにして浸透させてからそのままニベアを塗るというズボラ方式を取っています(笑)
ニベアのみだと少しテクスチャが固いですが、化粧水を付けた後すぐに塗ると滑りが良いんですよね。
なにはともあれ、美白効果はないのでそれを欲するのであれば美白化粧品を使うべきですが、そうでなければ肌にもお財布にも優しくスキンケアできる方法だといえるでしょう!