yurikkyの自由帳

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いまからでも知っておきたいDVDとブルーレイの違い

最近映像作品をネットなどの配信で見ることも増えてきましたが、それでもまだまだ現役で活躍してくれているのが円盤状の記録媒体ですよね。

近年の主流といえばブルーレイですが、まだまだDVDも販売されている今日このごろです。

ところでDVDとブルーレイディスク、一体どこが違うのでしょうか。

今さら聞けないかもしれないDVDとブルーレイの違いを改めて確認してみましょう!

実は驚くほど記憶容量や画質が違う

まずDVDとブルーレイの違いの中で、最もわかりやすいのは記録容量でしょう。

新しい媒体なんだしなんとなく容量が多いだろうという想像はできるかと思いますが、実はブルーレイはDVDの約5倍もの容量があります。

具体的な数値の話をすると、DVDの最大容量は片面1層で4.7GB、片面2層で8.5GB。
一方のブルーレイはなんと片面1層で25GB、片面2層で50GBなのです。

つまり単純計算で二層式ブルーレイディスクはDVD10枚分ということになるのですね。

そしてもうひとつ、こちらは体感でわかっている方も多いかと思いますが、お察しの通り画素数が異なっています。

およそ35万画素のDVDに対し、ブルーレイは約207万画素もあります。

ちなみに地上デジタル放送は156万画素程なので、DVDに移すとなんか画質が悪くなったような気がすると感じることは正しかったりするんですね。

これらの特徴を踏まえてみてみると、記録媒体として販売されている両者をみてみるとあまり値段は変わらないですから、ブルーレイディスクのほうがお得だなと思うことでしょう。

ちなみによく見ると色味もちょっとだけちがったりします。

耐久性はDVDに軍配?

ではもうブルーレイ一択ではないか、こんなふうに思ってしまうこともあるでしょう。
しかし実はひとつ、DVDがブルーレイより勝っている点があります。

それは耐久性です。

データの寿命的な観点でいうとどちらも大差はなく、10年20年安定して持つと言われています。

しかしブルーレイというものは非常に繊細な存在であるため、ちょっとの傷がついただけで読み込みができなくなってしまう可能性があるのです。

記録面の保護層がDVD約0.6mm、ブルーレイが約0.1mmというかなり大きな差がそうなってしまう要因です。

ブルーレイディスクを不繊維ケースで保存してはいけないといった話を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、これは柔らかいケースだと傷がつきやすかったり、湿気を帯びてカビが生えやすいためなのですね。

どちらも記録媒体としての機能は優秀ですが、物理的な面は現状ではDVDに軍配があがるため、大切なデータを保存しておく際にはその点も念頭に入れておくと安心でしょう。

映像によって選択するのも手

ライブや映画など、DVDとブルーレイのどちらも販売している作品があります。

この場合価格差は1000円程度だし、どちらを購入しようか迷ってしまうこともあるでしょう。

個人的に購入を分けるポイントは、映像にどのくらい重きを置くかだと思います。

例えばバラエティなどは内容が重要ですが、ライブやコンサートなどは音楽は勿論、映像も重要ですよね。

なので映像を重視したいのであればブルーレイに、それ以外はコストを優先してDVDにするなど自分が購入する作品の内容によって選択するのも手でしょう。

ちなみにDVD再生機器はDVDしか見ることができませんが、ブルーレイの場合は互換性があることが多いため、たいていどちらも見ることができます。

もしいまからレコーダーなどを購入するのであればとりあえずブルーレイの方を買っておくと良いかもしれませんね!