この時期嫌な静電気を防止する簡単な方法
この時期、あのバチッとした痛みで驚かされるものといえば静電気ですね。
ドアノブに触れた際や人と近距離ですれ違いざまにバチッとなるとそれはそれは嫌な気分になるものです。
私はつい先日、猫と鼻を突き合わせて挨拶しようと思ったらバチっときてお互いにびっくりしたものでした。(笑)
そんないやーな静電気を防止する方法はあるのでしょうか?
静電気が起きやすい状態を回避する
静電気を何とかするにはまず、静電気が起こりやすい環境について知っておくことが必要かもしれません。
静電気は気温が25度以下、湿度が20%以下で起きやすいといわれています。
湿度の高い日本では春や秋など気温が25度以下になるような季節に湿度が20%を下回ることなんてほぼないですから、静電気が起きやすい季節は冬というわけになります。
更に冬場というのは肌着やインナー、アウターなど様々な素材のものを重ね着しています。
それらがこすり合うことによって静電気が発生してしまうことも少なくないのです。
と、いうのもすべてのものにはプラスとマイナス、どちらかの電気が流れているのですが、プラスが流れている衣類とマイナスの衣類を重ねて着てしまうとより帯電しやすくなり、静電気が起きやすくなるといわれています。
つまり静電気を回避するためには、着るものに気をつけたり気温や乾燥に配慮したりといったことが有効になるのでしょう。
簡単にできる静電気対策
とはいったものの乾燥とか気温なんて外にいたら対処できないし、なにがプラスでなにがマイナスかなんてよくわからないですよね。
そこで簡単にできる静電気対策をいくつかご紹介。 まずドアノブでバチっとくるのを回避したいのであれば、ドアを開ける前に壁をひと触りしておきましょう。
電気を通しやすい金属に触れる前にコンクリートなど電気がゆっくりと通っていく素材に触れると、うまく放電してくれるというからくりです。
土や木もゆっくり電気を通すタイプの素材なので、ないとは思いますがもし壁全体が金属でできているようなドアに遭遇したら地面を触ってあげましょうね(笑)
ちなみにゴムやプラスチックは電気を通しづらいため、うまく放電することができないのでおすすめできません。
ハンドクリームもおすすめです。
静電気というのは乾燥していると起きやすいといわれています。
そのため乾燥肌の人などは静電気が起きやすい体質である場合が多いのです。
ハンドクリームで手先だけでも保湿をしてあげればそれだけで静電気除去の効果が期待できるので、乾燥肌の人は特におすすめです。
柔軟剤を使うのも良いですね。
先に述べた通り衣服の擦れによって静電気が起こることがあるのですから、柔軟剤を使うことで擦れづらくしてあげればそれだけ帯電しづらくなります。
普段使っていないという方は、冬の間だけでも使ってみてはいかがでしょうか?
除去グッズを使うのも手
静電気除去シートやキーホルダー、スプレーなどの静電気除去グッズを使うのもアリです。
それぞれ使い方が異なるのでその点には注意が必要ですが、静電気除去キーホルダーなどは放電完了サインがあるものもあるので、絶対にバチッとしたくないという方には安心感が増し増しでおすすめです。
この時期嫌な静電気を上手に回避して、心穏やかに過ごしたいものですね!