白い家電が黄ばむのはなぜ?そんな黄ばみを綺麗にする方法は?
白い家電というのは清潔感があったり色による圧迫感が少なくなったりと魅力的なものですよね。
しかしそんな白い家電、気がつくとなんだか色が変わっているような……?
なんてこともあるはず。
なぜ白い家電は黄ばむのか、そんな黄ばみを綺麗にすることはできるのでしょうか。
白い家電が黄ばむ原因は3つ
まず白い家電が黄ばんでしまう原因から見ていきましょう。
黄ばみの原因は主に3つあるといわれています。
まずは素材自体の劣化。
エアコンなどの白い家電にはプラスチックが使われていることが多いかと思いますが、このプラスチックというのはどうしても長いこと使っていると黄ばんでしまうんだそうですよ。
次は素材が化学変化を起こすという原因。
プラスチックの素材である『ABS樹脂』というものの添加物である酸化防止剤や難燃剤が化学変化を起こすことで黄ばんでしまうことがあるんだとか。あと日焼けも黄ばみの原因に。
そしてタバコ。
タバコというのは歯やら壁やらの黄ばみの原因になりますが、白い赤電の黄ばみを引き起こすことにもつながっています。
もし自分や同居人に喫煙者がいるのであればこれが原因の可能性があるでしょう。
タバコと化学変化が原因の黄ばみの落とし方
白い家電の黄ばみの原因がわかったところで、それを綺麗にする方法を見ていきましょう!
まずタバコですが、こちらは最近100円ショップなどでも売られているメラミンスポンジを水で湿らせてこすれば落ちることが多いです。
しかしメラミンスポンジは研磨しているのと同じですから、その点を考慮して使っていく必要があるかもしれませんね。
化学変化が原因の場合、酸素系漂白剤と紫外線を用意しましょう。
酸素系漂白剤というのは漂白活性化剤と過酸化水素水が入った漂白剤で、ワイドハイターやオキシクリーンなんかがそれにあたりますね。
その酸素系漂白剤に黄ばみが気になるものを漬け込んでみましょう。一週間くらいしっかり漬け込むと白くなるので、水洗いして乾かせばOK。
エアコンや扇風機など漬け込むサイズではないという場合には、黄ばみが気になる部分に酸素系漂白剤を塗り込み、サランラップをかぶせて蓋代わりにして日光に数時間ほど当てます。
そしてきれいになったら水洗いして乾かして完成。
水洗いが難しいのであれば、雑巾でしっかり水拭きすれば問題ないかと思います。
エアコンなんかは固定されていて日光に当てることができないよーなんてこともあるかと思うので、そんなときにはブラックライトをどこかで調達して当ててあれば大丈夫です。
素材の劣化は残念ながら綺麗にできない
これらの方法は素材の化学反応やタバコが原因の黄ばみにのみ効果的であり、残念ながら長年使用してきたことによる素材劣化が原因の黄ばみは綺麗にすることができません。
見た目にはタバコはともかく素材の劣化なのか化学反応なのかはわからないので、酸素系漂白剤を使ったのに全然落ちないぞというときには素材劣化を疑うなど実際に試してみるのが良いのでしょう。
劣化による黄ばみは仕方がないにしても綺麗にできる原因であれば、自分で対策をしたりプロにお願いしたりして購入当時の綺麗さを取り戻したいものですね!