うどんとそばはどっちが太るのか!
食欲が落ちがちなこの時期、ツルッと食べられる麺類というのはありがたいものですね。
特にうどんやそばなどは冷たいものも美味しいため、毎日のように食べてしまう、そんなこともあるでしょう。
しかしこのうどんとそば、一体どっちが太るのだろうと気になったことはありませんか?
夏は冬と比べると太りにくい方が多いように思いますが、露がは増える時期ですから太ることは回避したいですよね。
そこでしらべてみました。
実はカロリーはうどんのほうが少ない
まず太るか太らないかという話になったとき、気になるのがカロリーですね。
太る太らないはカロリーのみの話ではありませんが、やはり気になるポイントとなるでしょう。
カロリーについて考えたとき、そばのほうが細いしさっぱりしているような気がするからカロリーが低そうと思うことがあるのではないかと思います。実際私はそう思ってました。
が、実はカロリーが低いのはうどんの方。
と、いっても本当に微々たる違いなので、カロリーが低いからうどんのほうが太りづらいよというわけではないということは頭に入れておく必要があります。
消化の速さや胃への負担を考えるならばうどん
うどんは小麦粉で作られているので比較的消化が早く、胃に優しい食べ物でもあります。
一方のそばはというとそば粉を使用しているので食物繊維が豊富であり、消化に時間がかかってしまいます。
つまりそばのほうが腹持ちが良いのでその点に関してはそばのほうが良いですが、胃に優しいものを食べたいなと思ったときにはうどんのほうがおすすめです。
しかしコシのあるうどんはグルテンというたんぱく質が多く、消化に時間がかかることがあるため避けたほうがよいでしょう。
注目したいのはGI値
これまでの流れだと太りづらいのはどちらかといえばうどんかな、なんて思えるのですが、実は一つ大切な要素について知らなければなりません。
それはそう、『GI値』です。
GI値が高いほど血糖値が上がりやすくて太りやすいのです。
そんなGI値はというとうどんが80でそばが59。
つまりそばのほうが低いので、血糖値が上がりづらく太りづらいということになるのです。
ちなみに白米も80ちょっとですから、うどんはかなり高めのGI値であるということがわかるでしょう。
また、そばにはポリフェノールの一種であるルチンが含まれているので血液サラサラ効果も期待でき、良質なたんぱく質も含まれています。
更にエネルギーの代謝に必要なビタミンB類も含まれているなど栄養が比較的多いという特徴がありますから、ダイエットをしたいのであればそばのほうがおすすめであるといえるかもしれません。
そばを選ぶときには配合量にも注意を
じゃあGI値が低いそばを食べようと思ったとき、そばならなんでも良いというわけではなくそば粉の配合量に注意してみてください。
そばというのはご存知二八そばや十割蕎麦といったようにそば粉の割合によって名前が変わることもあるものです。
十割蕎麦というのはすべてそば粉を使っているもののことですが、それ以外のそばの場合には何が使われているのかというと小麦粉です。
つまり極端ですがそば粉が30の小麦粉が70といったように小麦粉の割合が多いそばを選んでしまうと、うどんと同様GI値が高くなってしまうので、せっかくのお蕎麦もあまり意味を成さないのです。
市販品を購入する際にはそば粉が一番成分表の前にきているかを確認し、お店で食べるときには店員さんに聞いてみるなどしてみると良いかもしれませんね。
うどんと比較すると蕎麦のほうが太ることが少ないといえるものですが、だからといって食べすぎてしまっては結局代わりはありません。
食べ過ぎには気をつけつつもしっかりと食べて、夏を乗り切りましょうね!